「孤独死をなくす取り組み」

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独居老人が抱える大きな問題です。
真剣に取り組みたいと思います。


「孤独死をなくす取り組み」

松戸市常盤平団地は市内で最も高齢化率が高い地区だ。しかし、孤独死問題に対する同団地の迅速かつ大胆な取り組みは着実に成果をあげ、(財)厚生労働問題研究会の「お年寄りの孤独死防止ハンドブック」でも大きく取り上げられた。その取り組みを紹介する。
1人暮らしの死
01年の春、団地の台所の板の間で一人暮らしの59歳の男性が白骨死体で発見された。死後3年がたっていた。預金口座から家賃や公共料金が自動的に引き落とされていたため発見が遅れた。預金が底をつき家賃が滞ったことにより公団によって発見された。住民はショックを受け絶句したが、この時はどうしていいか分からなかった。

次の年の4月「近所のガラスに大きなハエが付着している。異臭もある」と住民から通報があった。常盤平団地自治会長の中沢卓実さんは「今回は人任せにできない」と考え周辺へ聞き込みを行い、公団に連絡。リストラされ一人暮らしだった57歳の男性がこたつに入って亡くなっていた。

自治会立ち上がる
このことがきっかけとなり「孤独死についてみんなで考えよう」と中沢さんを中心に同団地自治会や常盤平団地地区社会福祉協議会が積極的に動きだした。「孤独死との闘い」の始まりだった。

中沢さんらは解決策を次々と打ち出した。まず、緊急時の通報ネットワークシステム「孤独死110番」などを整備。6月には1回目の「孤独死を考えるシンポジウム」を開催。9月には新聞配達などで異変を感じたらすぐに連絡がもらえるように地域の新聞販売店に協力をお願いした。
中沢さんらの真剣な働きかけに住民の意識も変わっていった。

行政と勉強会を行う
03年8月、松戸市常盤平団地自治会と常盤平団地地区社会福祉協議会は団地内で2回目のシンポジウム開催。その後行政と勉強会を行い、行政に市内の孤独死の実態把握を要請した。

今年になって、データが公表された。前年度の市内の孤独死は90件。同団地を含む新市街より旧市街でより多く発生していた。50歳~64歳の若年孤独死も3割に達していた。これには行政側も驚いた。

「孤独死はもはや常盤平団地だけの問題ではない。県や国にも呼びかけてもっとオープンにシンポジウムをやろう」と同団地自治会長の中沢卓実さんは奔走。森英介厚生労働副大臣を囲んだ6月5日の「孤独死を考えるシンポジウム2004」が実現し、1000人以上の参加者が集まった。
みんなで支え合う
現在、中沢さんらは孤独死の早期発見・早期対応から一歩進めて孤独死の予防に取り組んでいる。
7月23日、常盤平市民センター内に日本で初めての「まつど孤独死予防センター」を設置。同日「まつどフォーラム」を開き、孤独死に限らず緊急時の連絡先を記入する「あんしん登録カード」について説明した。団地全体では「孤独死ゼロ作戦」を展開中だ。

それにしても同団地にはどうしてこれほどの行動力があるのか。実は同自治会は公団の団地建て替えを過去に阻止した経緯がある。平成12年までの約3年に及んだ闘いで住民の結束力が強まった。その結果、今ではそのパワーがすべて福祉に向けられるようになった。「全国最強の自治会だよ」と中沢さんは笑う。
国や県の施策にも影響を与えてきた同団地の動向については今後も大きな期待を寄せたい。
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