拘縮予防・外出の介助

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拘縮というのは、関節が屈曲した状態で固まってしまうものです。運動不足や寝たきりのため動かさない状態を続けると起こりますが、高齢者の場合は特に急速に現れやすいので日頃からの予防が大切です。悪化すると治療は困難です。高齢者を助けて予防のための運動を早期に始めましょう。また、外出は心身ともによい効果をもたらすので、積極的に外出するように心掛けたいものです。それには高齢者自身も訓練をし、周囲の人も安全に介助をする方法を身につける必要があります。

拘縮予防は早期が決め手

 「寝たきりにしないために」(十一月号)の項でも触れたように、今では病気になったら絶対安静という考え方はほとんど通用しません。もちろん、医師の指示に従ってという前提にたってのことですが、できるだけ早くからからだを動かすようにしないと関節が固まってしまいます。
 寝たきりの高齢者には、ひざ関節に拘縮が最も出やすく、片マヒの人ではひじ・指関節にも多く現れます。脳卒中を患うと、爪先が下に下がった「垂れ足」の状態で固まりがちなので、足・ひざ・股関節の拘縮予防が大切になります。いずれにせよ、高齢者は拘縮が起きやすいので、寝ている状態でもせめて手足だけは動かすようにしましょう。発病後、三日間関節を動かさないと、固まってしまう場合も少なくないとさえいわれています。関節が拘縮してしまうと、この関節の運動に関係する筋肉も脱力状態となり萎縮してしまいます。
 しかし、手足を動かすといっても痛みを伴うので、なかなか長続きしないものです。高齢者本人に自覚を持ってもらうこと、家族も一緒に方法を学んで適切な手助けをし、心身両面から支えてあげることが大切です。

拘縮予防の運動

 まず、いつからどの程度の運動をすべきか、医師の指示を仰ぎます。次いで専門家の指導を高齢者、家族ともに受け、正しい方法をマスターすることです。訪問看護や専門施設で行ってもらうのもよいのですが、運動は毎日行うことがポイントになるので、本人ができるようになって家庭で行うのが理想的です。次のような点に注意し、拘縮を予防しましょう。
1.高齢者本人にやる気を起こさせることが大切。
 痛みを伴う場合もあるのでなかなか難しいことですが、目的や意欲を持ってもらうよう、サポートしてあげましょう。ほめてあげたり、共に喜ぶという姿勢も必要です。
2.できるだけ本人に行わせ、残存能力を生かすようにすること。
 手助けは必要最小限にとどめます。起きられない場合でも寝たままでできることはあるので、初めから無理だと決め付けないようにしましょう。
3.自分で行うのが無理なうちは、介護の人が正しい方法をマスターして行い、だんだん本人にさせる方向にもっていくこと。
 痛がる場合は無理をせずゆっくり少しずつしないと、運動嫌いにしてしまうので注意しましょう。ただし、痛がるからといってすぐにやめてしまったり、何もしないのはいけません。根気よく優しく、そして厳しくというところでしょうか。この辺が家族がリハビリをしてあげる上で難しいところです。時には専門家のアドバイスや助けを借りるとよいでしょう。
4.少しずつでも毎日続けること。
 一度に長時間行って翌日は休み、というより、短時間でも休まず続ける方がずっと効果が上がります。また長時間だと過労になる危険もあります。高齢者にも介護の人にとっても、心身共に大きな負担にならないようにする配慮が大切です。
5.予防のための運動はドラマチックに効果が現れるというものではないので、高齢者への心配りが特に必要。
 そのリハビリがどんなに大切なものかということを、押しつけにならないようにしながら理解してもらいます。また高齢者にも何か家族のためになる役割を受け持ってもらったり、よくなったらどこかへ出掛けるといった楽しい計画を立てて、希望をもってもらうようにするなど、それぞれに考えてあげてください。


外出で心身をリフレッシュ

 高齢者は病気でなくても動きが鈍くなったり、疲れやすくなっているためでしょうか、だんだん出不精になりがちです。家に引きこもってばかりいると、気持ちが沈んできたり、刺激がないのでボケてきたりします。また、歩くことは拘縮予防はもちろん、各機能の活性化に役立ち、ボケ防止にも有効です。病気のある人も医師の許可が出ている場合は、適度の外出をしましょう。日光に当たるというのは非常に大切なことなのです。気分が変わって心が晴れ、快い疲労感から夜もよく眠れるようになります。
 外出に必要なつえや歩行補助具、車イスなどは、理学療法士など専門家に相談して選んでください。高齢者も介助する人もこうした器具の使い方を、危険のないところでまず十分に訓練してから外出するようにしましょう。
 介助する人は、暑さ寒さに気をつけ、服装の調節も忘れないでください。交通量が多く、空気の汚れたところは避けるようにしましょう。
 最初からあまり無理をせず、少しずつ時間、距離を延ばしていくようにします。行き先や通り道も考えて草木に四季の移り変わりを感じたり、人との触れ合いをもったり、時にはちょとしたショッピングをしたりと、楽しみが見付けられるようにして外出が好きになる工夫も大切です。

拘縮予防の運動 (1)

●介助が必要な場合
 早期に始めることが大切ですが、病状によっては、毎日すべてのメニューを無理にこなす必要はありません。症状に応じてポイントを押さえて行うようにしましょう。1人でできるものは、できるだけ、本人にしてもらいます。

手・指の運動
1.高齢者の手首を片手で持ち、もう一方の手で指を持って、ゆっくり後ろへそらす 次に手首を手のひら側に曲げる
2.手首を持って前後に動かす
3.手首をそらすようにして、指を1本ずつ伸ばす
の手で親指を内側と外側に動かす。次に親指を大きく回す

肩の運動
1.両手で高齢者の腕を持ち、肩と水平になるまで動かす
2.高齢者の腕を垂直になるまで伸ばす。このとき片手で腕を持ち、片手は肩を支えるとよい


ひじの運動
1.片手で高齢者の二の腕を押さえ、もう一方の手でひじをゆっくり屈伸する
2.片手で二の腕、もう一方の手で手首を持ち、ひじを直角に曲げて上下に動かす
3.からだと垂直にひじを立て、手首を回すようにする


足の運動
1.訴えたところでやめる
2.ひざを伸ばしながら元へ戻す
3.足全体を外側と内側に動かす
4.1.と同じ姿勢で足を外側と内側に回す
5.高齢者のかかとを片手で支え、もう一方の手で爪先を持って足首を曲げたり伸ばしたりする
6.片手で足の指を持ち、曲げたり、そらしたりする
7.片手で足首を持ち、もう一方の手で足の先を持って内側と外側に曲げる
8.高齢者の足の裏が介助する人の前腕にぴったりつくようにし、腕で足の裏を押すようにしながら、かかとをつかんで引っ張りあげる


腰の運動
(寝たままの場合)
1.両手で高齢者の足を持ち、ひざを立てる
2.ひざを揃えて左右にゆっくり倒す
(腰掛けられる場合)
 介助の人は前に腰掛け、高齢者の足に自分の足を軽くのせ、下半身が動かないようにする。組んだ腕に手を添え、倒れずに屈伸ができるように手助けをする
1.高齢者は腕を組んで腰掛け、からだを前に曲げたり、2.後ろにそらしたりする

拘縮予防の運動 (2)

 介助をうける場合と同様の運動を、できるだけ1人で行うようにします。初めから全部は無理でも、少しずつできる範囲を広げていきましょう。1人でしやすい運動をいくつか紹介します。
手の運動
1.片手でもう一方の手の手首を握り、上下に動かす。こ れを両手ともするが、マヒがある場合は、動くほうの 手でマヒの手を動かす
2.手首を曲げたり伸ばしたり、回したりする。
3.手首を小指側へ曲げたり、親指側へ曲げたりする
指の運動
1.手首を動かさないようにして、指全体を曲げたり伸 ばしたりする
2.4本の指を片手で握り、しっかり曲げたり伸ばしたりする
3.片手で親指を握り、親指と人さし指の間を開くようにする
足の運動
足首を前後に動かし、足の指を曲げ伸ばしする

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