介護を行う上で大切な心構え

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介護を行う上で大切な心構え
           
わが国では、西暦2020年には65歳以上の人口が、3,200万人に達し、国民の4人に一人が65歳以上という超高齢社会がやってくると予測されています。しかも現在、介護を必要とする人は200万人を超え、今後さらに、毎年10万人ずつ増えていくと見込まれているのです。高齢者介護の問題は、決して他人事ではなく、だれもが直面する問題といっても過言ではありません。よりよい介護について、今すべての人々が考えるべき時なのです。

▼高齢社会はみんなの問題

 高齢社会の抱える問題、特に介護には複雑で難しい問題があります。高齢者の多くは、病院より家庭での家族による介護を望む傾向にありますが、大家族主義が消滅した現代で、これは簡単なことではありません。少子化傾向にある今では一人っ子同士の結婚で双方の両親4人を抱えるケースも少なくありませんし、高齢化が進む中では90歳の親を70歳の子が看取る、あるいは老夫婦が、夫を、妻を介護しなければならない。「老老介護」も増えています。さらに、住宅問題や地域社会での人間関係の希薄化なども、在宅介護をいっそう難しくしているといえましょう。

 しかし、老人医療も福祉対策や制度も大きく変化しつつあります。大家族で何もかも個人的に抱え込んでいた時代とは違う、よりよい介護の方法を探し出していくべきです。この問題は社会全体の問題として取り組んでいくことが、ますます重要となるのはもちろんですが、同時に私達一人ひとりが介護についての心構え、知識、情報などを、さらにしっかり身につけていくことも、必要になってきます。  

▼介護にのぞむ三原則

 よりよい介護を行うためには、さまざまなテクニックをマスターすること、もちろん必要ですが、やはり最も大切なのは心構えです。介護で起こってくる問題は千差万別で、それぞれのケースですべて違うといってよいかもしれません。それだけにだれもが悩んだり、苦労したりするわけですが、介護の本質は何か、どんな心構えで取り組むべきかを、まず考えておくことが大きな助けになります。苦しんだ時、この原点に戻ってみてください。心のない介護は、介護を受ける側だけでなく、行う側にも労のみ多い結果しか生みません。まず介護の三原則ということを心得ておきましょう。

①自己決定権の尊重
②継続性の尊重
③残存能力の活用

 ちょっと堅苦しい言葉が並びましたが、この三項に共通する考えは、介護する相手を弱者や庇護すべき対象とだけ考えず、人間として尊重するということです。何でもかんでもやってあげることがよい介護ではないのです。この三項は、いずれもその人の持っている意思、能力を尊重し、それが十二分に発揮されるよう手助けしようということに他なりません。

 それは具体的にはどういうことを指すのかという前に、高齢者の心とからだについて考えてみましょう。    

▼高齢者の心とからだを理解する

 現代では、お年寄りという概念もだいぶ変ってきました。70歳、80歳代になっても元気な方もいます。しかし、老いは個人差はあれ、年齢を重ねれば、だれの心にもからだにも現れてくるもので、避けることはできません。本人も周囲の人たちも、老いからいたずらに目をそらさず、自然に受け止めていくことが大切です。

 一見元気なお年寄りでも、老いに対する不安や寂しさを抱えているものですから、やさしい心遣いが必要です。

 からだが若い時のように動かないために、高齢者は落ち込んだり、頑固になったり、扱いにくい部分も出てくるでしょう。若い人たちが思う以上に、高齢者はデリケートで敏感になっていると理解しなければいけません。

 また、心は若々しく前向きに保っていても、病気やケガがきっかけで、からだが急激に衰えていくこともあります。廃用症候群といって、からだを使わないでいると、いろいろな器官の機能が失われていく状態に陥ります。高齢者は変化への適応力が低下しているので、病気やケガで、しばらく安静にしているうちに、関節が動かなくなったり、知的刺激が不足して、精神活動が低下してボケてしまったりします。

 こうした高齢者の心とからだの特徴をよく理解して、介護はどうあるべきかを考えなければいけません。    

▼高齢者を尊重することから

 ここでもう一つ介護の三原則について考えてみましょう。

 「①自己決定権の尊重」は、高齢者を子供扱いしないということです。もし本人がボケていたり、からだが不自由だったりすれば、いちいち本人の意思を確かめたり、尊重するより、どんどん事を進めてしまうほうが楽かもしれません。しかし、高齢者を人生の先輩として敬う気持ちを忘れず、どこでどんな介護を受けたいかなど、高齢者自身に決定権を委ねることです。無駄な回り道のようにみえて、介護の実績をあげているケースは決して少なくないのです。

 「②継続性の尊重」は、もし、入院とか介護が必要になるなど、高齢者の環境に変化が起こっても、それまでとできるだけ同じような生活が続けられるような配慮が大切であるということです。先にも触れましたが、高齢者は変化への適応力が低下しているので、環境の変化を最小限に抑える、今まで続けていた生活習慣などはできるだけ続けられるように手助けすることです。

 「③残存能力の活用」は、文字通り、その人にまだ残っている能力はフルに発揮させるということです。「大変そうだから」「かわいそうだから」とか「じれったいから」などと、何もさせないと、高齢者は、若い人とは比べものにならない速さで、廃用症候群陥ります。からだが利かなくなるだけでなく、「自分では何もできない」とか、「何から何まで面倒をかけている」と自覚することも、老化や病状の悪化に拍車をかけることになります。

 介護についての心構えは、頭ではわかっていても、現実にいろいろなケースに遭遇すると、なかなか思うようにはいかないものです。しかし、そんなとき原点に返って発想の転換をはかってみましょう。きっと何らかの助けをもたらしてくれるはずです。

介護システム
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2008/11/23(日) 09:38 | URL | #-[ 編集]
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