高齢者の心配ごとや、家計、健康と福祉

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内閣府は、地域において生活する一人暮らし世帯、夫婦のみ世帯と属性を限定しない世帯に属する65歳以上の男女を対象として、生活上の心配ごとをはじめ、家計、健康と福祉などに関する実態と意識を調査した「2005年度世帯類型に応じた高齢者の生活実態等に関する意識調査」の結果を公表した。

 調査結果のテーマごとの傾向をみると、「心配ごと・楽しみ」については、現在の生活の満足度は高いが、病気や介護への不安も強い。「人とのつきあい」については、グループ活動では、町内会・自治会や老人クラブが主となっているが、所属していない者も少なくなく、一人暮らし世帯の男性は、近所づきあいや友人との関わりが相対的に希薄。「経済に関すること」については、70%以上が家計をそれほど心配せずに暮らしており、主な収入源の90%以上が公的年金。「健康・福祉に関すること」については、通院の程度は世帯によって大きな差はみられず、介護が必要になった時の場所については、一人暮らし世帯で相対的に施設を希望する割合が高くなっている。

 基本属性をみると、性別の構成比は、世帯によって大きく異なる。一般世帯は男女比がほぼ半数ずつ、夫婦のみ世帯では男性が61.1%、女性が38.9%だが、一人暮らし世帯では男性が23.9%で女性が76.1%と女性の割合が高くなっている。年齢別にみると、一人暮らし世帯で80歳以上の割合が25.6%と他の類型より高い。前回調査と比べ75~79歳、80歳以上の後期高齢者の割合がそれぞれ増加している。

 一人暮らし世帯が一人暮らしになった年齢は、60歳未満が34.7%、60~69歳が36.1%、70歳以上で28.4%となっている。また、一人暮らし世帯で15分以内くらいの距離に居住している子のいる割合が前回調査より7.6ポイント減少し、15分以内くらいの距離に居住している親族がいない割合が57.8%と過半数を超えた。

 健康状態について、良いとする割合は、「一人暮らし世帯」(46.7%)が「夫婦のみ世帯」(50.9%)と「一般世帯」(51.9%)よりやや低い。介護の認定状況については、「要支援・要介護」の割合は夫婦のみ世帯(6.0%)、一般世帯(8.1%)に比べ、一人暮らし世帯(12.1%)で高い。

 生活の満足度について、満足とする割合は総じて高いが、「一人暮らし世帯(74.0%)」は、「夫婦のみ世帯(80.6%)」と「一般世帯(80.7%)」よりやや低い。

 日常生活での心配ごとについて、心配とする割合は、「一人暮らし世帯(63.0%)」は「夫婦のみ世帯(61.9%)」と「一般世帯(58.4%)」よりやや高い。

 心配ごとの内容は、「自分が病気または介護を必要」が、いずれの世帯でも最も高い(一人暮らし世帯(34.9%)、夫婦のみ世帯(36.3%)、一般世帯(36.4%))。次いで、一人暮らし世帯では「頼れる人がいなく一人きりである」が30.7%、夫婦のみ世帯では「配偶者が病気がちであったり介護を必要としている」が23.3%、一般世帯では「子どもや孫のこと」が22.6%であげられている。

 また、いずれの世帯も「大地震などの災害」(一人暮らし世帯26.1%、夫婦のみ世帯26.3%、一般世帯22.1%)は20%以上が、「生活のための収入が足りない」(一人暮らし世帯21.4%、夫婦のみ世帯18.1%、一般世帯19.3%)は20%前後があげており、共通の心配ごととなっている。

 このほか、「外出時の転倒や事故」(一人暮らし世帯20.4%、夫婦のみ世帯11.7%、一般世帯11.3%)、「家事が大変である」(一人暮らし世帯18.0%、夫婦のみ世帯7.6%、一般世帯8.6%)、「自宅内での転倒や事故」(一人暮らし世帯15.8%、夫婦のみ世帯7.6%、一般世帯7.7%)は夫婦のみ世帯や一般世帯に比べ、一人暮らし世帯で割合が高くなっている。

 将来への不安を感じる割合は、一般世帯(65.2%)に比べて、夫婦のみ世帯(73.0%)、一人暮らし世帯(69.2%)でやや高い。「とても不安を感じる」の割合は、夫婦のみ世帯(14.1%)、一般世帯(12.6%)に比べ、一人暮らし世帯(19.1%)でやや高い。

 将来の不安の内容については、いずれの世帯も「自分が病気になったり介護が必要となること」が最も高く、一人暮らし世帯で82.8%、夫婦のみ世帯で76.5%、一般世帯で72.6%となっている。次いで、「配偶者が病気になったり介護が必要となること」が夫婦のみ世帯で63.6%、一般世帯で39.0%となっている。一人暮らし世帯では次いで「大地震などの災害」(25.0%)があげられており、夫婦のみ世帯(25.9%)、一般世帯(23.5%)でも25%前後の人があげている。

 また、「生活のための収入のこと」は一人暮らし世帯で21.4%、夫婦のみ世帯で21.0%、一般世帯で24.6%といずれの世帯でも20%以上があげている。「頼れる人がいなくなること」は夫婦のみ世帯(11.0%)、一般世帯(10.0%)に比べ、一人暮らし世帯(17.5%)で割合が高くなっている。

 「心配ごとや悩みごとの話し相手や相談相手」についてみると、「相談したりする人はいない」割合は、夫婦のみ世帯(2.4%)、一般世帯(4.9%)に比べて一人暮らし世帯(7.2%)でやや高く、特に、一人暮らし世帯の男性は(16.9%)と高くなっている。

 「近所の人とどの程度つきあいをしているか」についてみると、「お互いに訪問しあう人がいる」割合は、一人暮らし世帯(33.1%)、夫婦のみ世帯(28.2%)、一般世帯(30.3%)だが、一人暮らし世帯の男性は14.8%と低くなっている。一方で「つきあいはない」割合は、夫婦のみ世帯(4.4%)、一般世帯(6.8%)に比べ一人暮らし世帯(11.2%)で高くなっており、一人暮らし世帯の男性(24.3%)では特に高くなっている。

 「家族や親族以外の人で相談しあったり、世話をしあう親しい友人がいるか」についてみると、「親しい友人はいない」割合は、一人暮らし世帯(26.9%)、夫婦のみ世帯(27.3%)、一般世帯(26.2%)でほとんど差がないが、一人暮らし世帯の男性(41.3%)については、特に高くなっている。

 「現在、どのようなグループに所属しているか」についてみると、一人暮らし世帯では「所属していない」が39.5%となっている。具体的な所属グループでは「町内会・自治会」36.0%、「老人クラブ」27.5%が主になっている。夫婦のみ世帯では「所属していない」が29.0%となっている。具体的な所属グループでは「町内会・自治会」43.8%、「老人クラブ」23.0%が主になっている。一般世帯では「所属していない」が38.0%となっている。具体的な所属グループでは「町内会・自治会」32.7%、「老人クラブ」22.6%が主になっている。「所属していない」は「夫婦のみ世帯(29.0%)」に比べ、「一人暮らし世帯(39.5%)」、「一般世帯(38.0%)」の割合が高くなっている。特に、一人暮らし世帯の男性(47.6%)で高くなっている。

 経済的な暮らし向きについて、心配であるは、「夫婦のみ世帯(21.2%)」、「一般世帯(19.4%)」に比べ「一人暮らし世帯(25.9%)」で高くなっている。

 税込みの平均収入額をみると、15万円未満の割合は、夫婦のみ世帯(14.7%)、一般世帯(30.1%)に比べて、一人暮らし世帯(52.9%)で高くなっている。また、一人暮らし世帯の女性(55.8%)で高くなっている。

 「現在の生活費をまかなっている主な収入源」についてみると、「公的な年金(国民年金、厚生年金、共済年金など)」が一人暮らし世帯で94.7%、夫婦のみ世帯で96.1%、一般世帯で92.8%といずれの世帯でも90%を超えている。また、生活保護の割合が夫婦のみ世帯(0.1%)、一般世帯(0.9%)に比べて一人暮らし世帯(4.7%)で高くなっている。

 「現在、病気の治療のために病院や診療所にどの程度通院しているか」についてみると、通院している割合は、一人暮らし世帯(74.5%)、夫婦のみ世帯(74.8%)、一般世帯(75.8%)で大きな差はみられない。通院の頻度についても、大きな差はみられない。

 「ふだんどのような通所・在宅福祉サービスを利用しているか」についてみると「利用していない」は一人暮らし世帯で86.1%、夫婦のみ世帯で95.6%、一般世帯で93.1%となっており、一人暮らし世帯で何らかのサービスを利用している割合が高くなっている。

 「仮に身体が虚弱になって、日常生活を送る上で介護を必要とするようになった場合、どこで介護を受けたいか」についてみると、一人暮らし世帯では「現在の自宅」が30.1%と最も割合が高いものの、夫婦のみ世帯(54.8%)、一般世帯(53.8%)と比べて低くなっている。

 いっぽうで、一人暮らし世帯では「特別養護老人ホームなどの老人福祉施設」、「老人保健施設」、「病院などの医療施設」、「有料老人ホームなど介護機能のある民間の施設または住宅」を合わせた「施設」は39.3%となっており、夫婦のみ世帯(28.9%)、一般世帯(28.9%)と比べて高くなっている。なかんずく、「特別養護老人ホームなどの老人福祉施設」の割合が19.3%と、夫婦のみ世帯(11.2%)、一般世帯(10.8%)に比べて高くなっている。

 自宅や子ども・親族の家で介護を受けたい人の「介護を頼む人」についてみると、一人暮らし世帯では「娘」が43.7%と最も割合が高く、次いで「息子」が33.1%となっている。一人暮らし世帯では、ホームヘルパー(30.7%)、訪問看護師(14.3%)が夫婦のみ世帯(21.6%,11.4%)、一般世帯(12.9%,5.4%)に比べて高くなっている。

 「健康の維持、増進のために心がけていること」についてみると、いずれの世帯でも「休息や睡眠を十分とる」(一人暮らし世帯(55.9%)、夫婦のみ世帯(59.2%)、一般世帯(59.9%))「規則正しい生活を送る」(一人暮らし世帯(49.2%)、夫婦のみ世帯(53.6%)、一般世帯(50.4%))「栄養のバランスのとれた食事をする」(一人暮らし世帯(52.1%)、夫婦のみ世帯(56.5%)、一般世帯(53.3%))の割合が高くなっている。「特に心がけていることはない」は一人暮らし世帯(9.2%)、夫婦のみ世帯(5.8%)、一般世帯(9.0%)となっているが、一人暮らし世帯の男性(14.8%)が高くなっている。
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