未分類

ここでは、未分類 に関する情報を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
秦の始皇帝が不老長寿の霊薬を探し求めたという伝説を持ち出すまでもなく、不老長寿は人類の歴史が始まって以来の夢だ。そして最近、老化のなぞに迫る新しい研究成果が次々と上がっている。不老長寿が果たして可能なのか、そしてそれがほんとうに人類にとって福音なのかどうかの議論は別にしても、だれもが少しでも長く健康な老後を送りたいと願っている。健康で豊かな老後を送るための生活習慣、食生活、心のあり方を探るとともに、最近の老化研究の動向などを紹介しよう。

世界一の日本人の平均寿命

 生物の寿命といっても、その定義は意外と難しい。屋久島には樹齢何千年もの杉の大木が茂るなど、環境がよければいくらでも長生きできる樹木に寿命はないとされる。また、細菌などのように分裂して増殖する生物は、分裂した時点で生まれ変わるともいえ、これも寿命はない。一方、われわれ哺乳動物は、どんなに生活環境を整えても、ある一定の年月以上は生きられない。ネズミは2、3年、犬は15年くらいで、人間はだいたい120年といわれる。
 紀元前の人間の平均寿命は15歳くらいだったといわれる。明治33年の日本人の男の平均寿命が38歳で、女が39歳だったと聞いて、その短さに驚く人も多いだろう。それが戦後瞬く間に長寿国の仲間入りを果たし、そして世界一となった。平成10年の日本人の平均寿命(ゼロ歳の平均余命)は、男で77.16歳で、女が84.01歳。日本人の平均寿命がこれだけ延びた理由は、国民の栄養状態がよくなったことと、伝染病対策や地域の健康診断など社会の保健・衛生状態がよくなったこと、そして医療が進歩したことだ。しかし豊かになったことで逆に現在、過食や運動不足などで多くの人が生活習慣病を抱え、この世界一の長寿命国の地位を危うくしているというのは、なんとも皮肉である。

複雑な老化のメカニズム

 寿命が近づくにつれて人間は、血管が硬くなり(動脈硬化)、骨がもろくなり(骨粗しょう症)、眼の水晶体が濁り(白内障)、頭の働きがにぶくなる(老人性痴ほう)。これが老化である。どうして生体に老化が起きるのかという問題は、今でも生物学の最大のなぞの1つである。それでも最近、少しずつその手がかりがつかめてきている。
 老化をコントロールしている物質として、最近注目を集めているのがテロメアだ。人の細胞には48種類の染色体があるが、その染色体それぞれの末端にある組織がテロメアで、これが生命の設計図であるDNA分子の安定化をはかっている。細胞が分裂するごとにこのテロメアが短くなり、ある程度短くなると細胞は分裂しなくなり、そして死ぬ。あたかもテロメアという死のタイマーが、寿命をきざむように短くなっていくのだ。しかし、短くなる一方で、短くなったテロメアを修復する酵素もある。これがテロメラーゼだ。しかし生殖細胞とがん細胞ではテロメラーゼが働いているが、普通の体細胞ではテロメラーゼは働いていない。からだは老化するが、生殖細胞とがん細胞は老化しないということだ。そこで最近、この酵素を活性化させて長寿を実現できないかと世界中で研究が進められている。平成10年1月には、米国の研究者が通常70回しか分裂しないヒトの皮膚の細胞にテロメラーゼを与えたところ、寿命が延びて90回以上分裂したと発表し、話題になった。
 強い酸化作用があるフリーラジカルや活性酸素が組織や遺伝子に障害を与え、その障害が積み重なって老化が進むという考えも注目を集めている。人間が生きていくために欠かせない酸素が、実は老化の原因だというのだ。事実、ネズミよりイヌ、イヌよりヒトといった具合に、体重あたりの酸素消費量が多い生物ほど寿命が短い。活性酸素は脂質を過酸化脂質に変えて動脈硬化を引き起こすし、紫外線は皮膚がんを引き起こす。もちろん人間の体内には、フリーラジカルや活性酸素を無毒化する抗酸化物質があるし、食品の中のビタミンCやEなどにも抗酸化作用がある。このため、これらのビタミンを含む緑黄色野菜を多くとることが長生きの秘訣とされる。
 そのほかにも老化のメカニズムを説明する理論は山ほどある。いずれにせよ哺乳動物の老化のメカニズムはたいへん複雑で、現実にはそれらの多くのメカニズムが複雑にからまって老化が起きているようだ。


進む長寿研究

 11年7月、米国カリフォルニア大学のマイケル・ローズ博士らが、ショウジョウバエを使って、寿命に関係する遺伝子を活性化させることで、通常のハエの寿命の3倍に相当する130日間生かすことに成功したと発表した。この遺伝子は細胞の損傷を修復する能力があり、老化防止の治療薬の開発につながるのではないかと注目されている。そしてその二か月後の9月、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、神経成長因子を作る遺伝子を組み込んだ皮膚の細胞をアカゲザルの脳に移植したところ、老化で萎縮していた脳細胞が若返ったという研究成果を発表した。記憶力など脳の機能の回復についてはまだ明らかにされていないが、アルツハイマー病などの治療に応用できるのではないか、ということで同研究チームはさらに臨床試験を計画しているという。
 このように老化研究に熱心な米国は、若さに大きな価値を置く文化の国でもある。そのため、米国では若さを取り戻そうとホルモン療法が注目を集めている。そこで使われているのが、エストロゲン(卵胞ホルモン)やHGH(ヒト成長ホルモン)、メラトニン、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)などだ。HGHは成長期には欠かせないホルモンで、骨粗しょう症の時には骨の密度を増し、心肺機能を回復させたり、免疫機能を回復させたりする。メラトニンは睡眠の調節や精神的な安定、免疫系の強化などに関与している。DHEAは性的能力や記憶力を改善、若さを保つといわれている。

長生きはウオーキングから

  平成11年10月、東京の東条会館で日本人類学会大会のサテライトシンポジウム「豊かな老後:歩くこと動くことから」が開かれた。450万年も昔、人類の祖先の猿人が直立2本歩行を始め、手を自由にあやつれるようになり、脳が急速な進化を遂げた。会場では、毎日歩くことが人間にとっていかに大切であるか、さまざまな立場から繰り返し強調された。東京都立大学からは、からだを動かさないと骨がもろくなるというラットの実験結果が紹介され、東京都老人総合研究所からは、ウオーキングが長寿につながるという研究発表があった。ウオーキングは心肺機能を高め、肥満を防止し、高脂血症などの生活習慣病を予防するだけでなく、運動機能を高めて転倒で骨折して寝たきりになるのを防止するのだ。

バランスのよい食事と禁煙

 平成10年10月、(財)長寿科学振興財団があいち健康の森で「国際長寿科学シンポジウム」を開催した。そのなかで、東京都老人医療センターから、長寿のための食事ということで動脈硬化予防などの観点から、次のような7つのポイントが提案された。1、脂肪を取り過ぎない。動物性脂肪より植物性の油を多めに。2、塩分を控える。3、緑黄色野菜を十分に取る。4、豆類や魚介類などのたんぱく質も十分に取る。5、多様な食品でバランスのとれた食事にする。主食、主菜、副菜をそろえて。6、お茶を飲む。7、心の触れあう楽しい食生活をこころがける。どれもこれもどこかで聞いたような指摘ばかりかもしれないが、7番目の「楽しい食事」はけっこう忘れがちだが、大切なポイントだろう。
 さらに同シンポジウムでは、鹿児島大学医学部の秋葉澄伯教授が喫煙と寿命の関係について講演。たばこが肺がん、喉頭がんなど各種がんや心筋梗塞などの循環器疾患を引き起こすとしたうえで、「男女の平均寿命の差は6・5年あるが、もし喫煙の影響を取り除くことができれば、2年くらい長くなり、男女差は4年くらいに縮まる」と指摘した。

沖縄に学ぶ

 日本は世界一の長寿国である。その日本でも沖縄県が長寿県であることは世界的に有名だ。多くの研究者が長寿の理由として指摘する特徴がいくつかある。食生活では、塩分が少なく、ニガウリやヘチマなどの緑黄色野菜をよく食べる、沖縄豆腐、豚肉、海藻など豊かなたんぱく質とミネラルを摂取しているなどだ。これは、先の東京都老人医療センターの7つのポイントと相通じる。
 もちろん、沖縄の温暖な気候とあまりものにこだわらない気質も、大きな要因である。ものにこだわらないということは、別の言い方をすれば精神的なストレスを感じないということである。ストレスは体内に活性酸素を増やすので、老化を促進する原因となる。また、東京のお年寄りに比べてよく散歩をしている、睡眠障害を訴える人が少ないという研究データもある。さらに、沖縄にはお年寄りを大切にすると同時に、お年寄りが生き甲斐を持って活躍できる風土、文化があるということも、長寿の理由として忘れてはならない大切なことである。
 琉球大学が100歳以上のお年寄りに長生きの秘訣を聞いた調査結果がある。そこでは確かに、「何でも食べる」「気楽に生きる」「よく働く」がトップを占めていた。しかし、回答の8割が「不明」だったことは何とも示唆的である。長寿者は日ごろ、「健康のためにあれを食べよう」「運動をしよう」などと考えてはいないのである。いくら健康にいいと言われても、嫌いな食物を無理やり食べたり、いやいや運動していては逆効果なのだ。

最後に、中高年のために

 われわれが健康で楽しい長寿を送るために、中高年は今から何に注意すればよいのか。食生活に関しては、カロリーを取り過ぎないこと、抗酸化物質を多く含む緑黄色野菜やお茶を取ることなどに加えて、東京都老人総合研究所の柴田博副所長は「日本人は1日平均、肉を80グラム、魚を97グラムと、ほぼ1対1の割合で食べている。しかし、歳を取ると肉を食べなくなる傾向があるが、肉をしっかり食べることが大切」と指摘する。その理由として、肉は食品としてアミノ酸のバランスがよいこと、吸収しやすい形で鉄分が多いこと、酸化されにくい一価の不飽和脂肪酸が多いこと、さらに肉を食べないとぼけやすい、がんになりやすいことなどを挙げている。
 言うまでもなく、毎日の運動も大切だ。柴田副所長は「布団の上げ下ろしや雑巾掛けなど、日常の生活の中でからだを動かすことが大切です。永続性があるし、あらゆる筋肉を使うことになるからです。さらに、肥満などすでに生活習慣病が気になる人は、ウオーキングなどうっすら汗をかく運動を1日20分くらいした方がいい」という。「でも月に1回のゴルフがまるで無駄というのではありません。ゴルフをするとなれば、日ごろ練習をしたり、夜遊びを控えたりとその人の日常生活が変わる。生活のリズムを変えるという意味では有効です」という。
 そして「人のために何か社会的な活動をすることも大切です。自分のためだけの趣味に打ち込むより、ボランティアや相互扶助など人のために活動している人の方が、免疫力もQOL(生活の質)も高く、そして長寿になるのです」と、中高年にアドバイスをしている。

「健やかに老いる」ために
~百歳長寿者との面接調査で分かったこと~

 毎年9月に厚生省が国内の満100歳以上の長寿者の名簿を発表している。(財)健康・体力づくり事業財団はこの名簿をもとに長寿者と面接調査を行い、「健やかに老いる」ための生活習慣、食生活、福祉や介護のあり方などを探っている。この調査研究を担当している同財団の上村美智留研究員と岩渕久美研究員の2人に、これまでの調査で分かったことや感じたことなどを聞いた。
 長寿者の調査に関しては、昭和56年度に「長寿者保健栄養調査」という名前で全国の対象者1,018人中1,009人について面接を実施、平成5年の「長寿者保健福祉調査」では、3,070人中2,851人の面接を行った。現在進めている11年度の調査では、対象者が11,346人もおり、うち半分の面接調査を計画している。
 2人に、これまでの調査を簡単に紹介してもらった。平成5年度の調査結果では、長寿者の父親は70歳代で亡くなっているケースが一番多く、母親は80歳代が一番多かった。彼らが江戸時代末期から明治初期にかけての生まれで、当時の平均寿命が20歳くらいだったことを考えると、長寿者の両親もまた長寿なのだ。職業別では男女とも農業・林業が多く、全体で42%。もともとたばこを吸わない人は80%で、もともと酒を飲まない人も73%。運動に関しては、70~80歳のころ散歩や畑仕事、体操など毎日していた人が43%で、中でも散歩が一番多かった。中年以降の食事で心がけていることは、毎日3回規則正しく食事をする、腹八分、緑黄色野菜や魚・肉・卵などを食べる、という回答が目立った。「長寿の秘訣は何か」との質問には、男女とも物事にこだわらないがトップで15%、腹八分や規則正しい生活、マイペースなどが続いた。
 多くの長寿者に面接をすると、アンケート結果からは分からないことが見えてくる。岩渕さんは「自分のことは自分でやる自立心の旺盛な人、好奇心の強い人が多い。また、異性に関心を持っている人も多かったですね」と印象を語る。上村さんも「加齢とともに運動能力は衰えますが、衰えたら衰えたなりにできることに挑戦する力がある人が多いですね」という。
健康のブログ
良心的スポーツ店
スポンサーサイト
▼楽しく食事をするために

 自分で食べられる場合と食べられない場合とでは、多少違いがありますが、まず心得ておくべきことは、次のような点です。

①原則的には決まった時間に、家族と一緒に食卓を囲むように。
高齢者は時間がかかったり、食べこぼしたりしがちなため、食事を一緒にするというのは案外大変なものです。しかし、家族と同じ食卓につくことで、孤独感が癒され、食事も一段とおいしくなるものです。できるだけ一緒の食事を心がけましょう。ところが、家族のだれかが不用意に「汚い」とか、「私のを食べちゃった」などといってしまうことはありませんか。高齢者は、こうしたことで深く傷つきます。逆効果にならないよう家族全員の協力が大切です。
②食事の前には、排せつをすませ(おむつをかえ)、手を洗い、うがいをするなど、さっぱりして食卓につけるようにしてあげます。
 ベッドで食事をしなければならない人の場合は、ポータブルトイレなどは片づけ、寝室をすっきりさせます。
 食後は、忘れずに口のまわりや口中を清潔にしてあげます。
③使いやすい食事用品の上手な利用を。
手が不自由だったり、起き上がれない人用の食器や食べこぼしが気にならないエプロンなど、いろいろ出ていますので、これらを上手に利用して楽しく食事ができるようにしてあげましょう。
     
▼食事の介助のポイント

 食事はできるだけ自力でとった方がよいのですが、マヒや視力の衰えがある場合、寝たきりの場合などは介助が必要です。座位をとれる人は、背中にクッションや布団をあてがうなどして上半身を安定させます。寝たままの場合も、できるだけ上体を起こすようにします。

 自分で食べられない場合は、特に次のような注意が必要ですが、高齢者の食事では共通して心得ておきたいことです。

①一口ごとに声をかけ、ゆっくりと口に運んであげます。
高齢者は、歯もよくなく、消化吸収能力や飲み込む力も衰えてきているので、少しずつゆっくりと。決して急がせてはいけません。
②熱いもの、魚の骨などに注意します。
前もって飲みごろ、食べごろにしておく、骨などは取っておくといった心づかいが大切です。
③ご飯とおかずは程よい順番で。
早くすまそうと、ご飯とおかずをごちゃ混ぜにしてあげたりすると、食欲にも影響します。目でも楽しめるよう、食べ物は見せてあげながら、ご飯とおかずを食べやすい順番で運んであげます。

▼食事の注意と工夫

 介護を必要とする高齢者は、何らかの疾患を抱えているわけで、食事は治療の一環として重要な位置を占めます。疾患によって食事内容も違ってきますし、疾患・老化速度の違いによってエネルギー所要量にも差が出てきます。食事療法については、まず主治医、栄養士など専門家の指導を受けることが必要です。過栄養、低栄養にならないよう、食べ過ぎるようだったり、食べたがらなかったりするようなときは専門家に相談しましょう。

 こうした基本的な注意をした上で、日頃は次のような注意を心がけたいものです。

①栄養バランスのよい食事内容に。
量は少なめ、品数は多めを心がけ、栄養の偏りがないようにします。高齢者はとかくたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しがちなので、献立に工夫をしましょう。品数が多いと食欲も進むものです。
②食べやすくする調理を。
かみにくい、飲み込みにくいということのないよう、かくし包丁を入れるとか、小さく切る、繊維を切る、ふっくらと柔らかく煮るなどのちょっとした一手間で食べやすくなります。食べやすさを優先して、何でも離乳食のように潰したり、すったりしてはおいしくない場合もあるので注意してください。
③塩分は控えめに。
塩分の摂り過ぎは例外なく健康によくありません。ところが高齢者は味覚が鈍くなり、濃い味になる傾向がみられます。薄味に仕上げて、食卓で少量の塩や醤油をかけて満足感が得られるようにするとか、酢を使ったり、しそやしょうが、ゆず、レモン、ハーブ類など、香りで風味を増す工夫もしてみましょう。
④汁けを多めにして、のどごしをよくする工夫を。
のどにつかえたりしないように、煮物なら少し汁けを残して一緒に食べるようにするとか、フライや肉料理などもソースをプラスするとかしてあげるとよいでしょう。また、のどに詰まりやすい場合は途中でおつゆやお茶などをあげるようにしてください。
⑤脱水症状にならないよう、水分の補給を。
食事には気を遣う人もうっかりしがちなのが、水分の補給です。特に寝たきりの場合は、自分で飲むことができませんから気をつけてあげなくてはいけません。ストローはむせがちなので、吸いのみや、少しからだがきく場合には便利なコップ類もあるので利用しましょう。湯茶だけでなく、牛乳や野菜ジュースなどで食事で不足しがちな栄養補給もしてください。
 食事のお世話は三度三度のことで大変ですが、家族の食事にもう一手間かけるくらいのつもりで長続きさせてほしいものです。

健康のブログ
良心的スポーツ店
わが国では、平均寿命の伸びや出生率の低下などにより、他国に類を見ない速さで人口の高齢化が進んでいます。そのため21世紀の初頭には、65歳以上の老年者が総人口の20%前後を占めると予想されています。
 こうしたなかで、各種の成人病や老人性疾患も近年急速に増加しています。高齢者の場合は、運動器(骨・関節など)の異常を訴えることが多いのですが、特に、膝や肘の関節に特有の変形や障害が現れる変形性関節症という老人性疾患は日本人に多く、今後さらに増加するものとみられます。
 変形性関節症は一種の老化現象ともいえますが、この病気のことをよく知って、若い時期から適切な配慮を行えば本格的な発症を防いだり、軽症化させることができます。


関節を動かし始める時に痛む

 変形性関節症は、膝や肘などの関節軟骨が磨耗し、軟骨の下の骨に棘状の突出ができたりするもので、ある程度進行すると関節が痛んだり、水が溜まったりします。放置しておくと、関節部の外形も変形し、運動障害が重くなります。
 比較的初期のうちは、関節を動かし始める時に痛みを感じるのが特徴で、動作を継続していると痛まなくなるか、痛みが軽くなるのが普通です。たいていは、冬季に痛みが出て、気候が暖かくなると症状が緩和または消失します。
 この病気の患者をレントゲンで調べると、関節部に骨棘(棘様の骨)の増殖と骨の硬化が認められます。こうした特徴が、変形性関節症という病名の由来になりました。
 ただし、骨棘の増殖や骨硬化などの変形は、いきなり発生するわけではありません。まず、関節部の軟骨の磨耗・変性が起こって骨と骨がぶつかり合うようになり、その影響で骨の変形が生じるのです。従って、関節部の軟骨の磨耗と変性が、この病気の本質といえます。


膝の靱帯や筋肉が弱いと発生しやすい

 関節部の軟骨は、年齢とともに磨耗しやすくなります。また軟骨に含まれる成分(コンドロイチン硫酸など)も、老化が進むと変質してきます。このため、老化が変形性関節症の最大の原因となりますが、それだけでなく、若いときに行ったスポーツの影響なども、重要な発症因子となります。
 変形が発生する部位は膝関節が主体で、1部肘関節にも見られます。膝の関節は、もともと骨の形が不安定で、靱帯と筋肉がそれをカバーしていますが、老化が進むと靱帯や筋肉が弱まり、軟骨の磨耗が進みやすくなります。特に、女性は靱帯と筋肉が弱いため、発生率が男性の3~4倍になります。
 肘の場合は、子供の時からスポーツや労働などで過度の負担をかけたりすると、中高年以降に発生しやすくなります。
 股関節や足関節(足首)などでも変形性関節症が起こることがありますが、これらの関節は膝関節よりも骨の構造の安定性がよいので、患者数は多くありません。また、変形性関節症と同様の現象が脊椎に起こることもあります。この場合は、変形性脊椎症と呼ばれます。


辛抱強く訓練すれば痛みが治まる

 変形性膝関節症の多くは、膝の内側の軟骨がはげて痛みが出ます。1度変形した軟骨は修復されませんが、薬を用いながら辛抱強く訓練していくと、軟骨の下の骨が次第に硬くなってきて、痛みが治まっていくのが普通です。
 病気が進行する原因のひとつに肥満があります。そのため、肥満者の場合は、治療のひとつとして食事療法による減量対策も重要です。
 また、内視鏡の1種である関節鏡(金属製の硬い内視鏡)を使った特殊な小手術を行って、はがれかかった軟骨を除去することもあります。膝の内側が磨耗して著しいO脚となっているような場合は、膝の内側の軟骨に一層負担がかかって変形が重症化しやすくなるため、膝の骨の1部を切除してO脚を治す手術を行うこともあります。さらに重症な人には、人工関節を埋め込むこともあります。
 ただし、こうしたケースは多くありません。変形性関節症の患者が比較的多い当院でも、O脚を治す手術は年間5~6例程度で、人工関節は年間1~2例程度です。
 従って変形性関節症では、薬物療法と訓練療法などを効果的に行って、時間をかけて上手に痛みを治めていくことが治療のポイントになります。


膝の大腿四頭筋を訓練することが大切

 変形性関節症の薬物療法は、消炎鎮痛剤が主体になります。補助的に湿布のような外用薬を併用するのもよいでしょう(冷湿布は痛みを誘発することもある)。また支柱のついた専用サポーターも痛みを軽減し、歩行を楽にする効果があります。
 訓練療法は、大腿四頭筋という膝の筋肉の血行を改善し、筋力を強化する特殊な体操が主体となります。大腿四頭筋は膝関節のすぐ上にある筋肉で、膝を伸ばす働きをします。この筋肉は膝の病気に関係することが多いのですが、しばらく使わないとすぐ萎縮して、歩行障害に陥ったりします。
 変形性関節症の場合は、膝関節を動かさずに大腿四頭筋を収縮させる「等尺性収縮体操」という体操を行います。この体操では、まず下肢を伸ばした状態で床上に寝るか座るなどして、大腿四頭筋の収縮と弛緩を繰り返します。このリズミカルな運動がポンプのような作用をして、膝の血行を改善し、腫れを軽減させたり、進行を防ぐ効果をもたらします。また筋肉の萎縮を防ぎ、筋力を強化する効果もあります。

少年期のスポーツは適度に行う

 日常生活では、正座やウサギ飛び、階段の昇降など、膝に負担をかける動作は極力避けるようにします。食生活では特別な注意はありませんが、栄養バランスに十分注意し、規則正しく食事をとることが大切です。肥満がある場合は、無理なくダイエットをして減量してください。入浴は、血行をよくする効果もあり、負担がかからない程度なら全く問題ありません。
 変形性関節症は、中年期までに膝の筋肉などを強化しておけば、ある程度予防することができます。膝の筋肉を強化するためには、足に1~2キロの重りをつけて椅子に座り、足を動かす方法もありますが、面倒ならば、前述の「等尺性収縮体操」を根気よく続けるだけでもよいでしょう。
 また、少年期のスポーツは無理をさせないことが大切です。特に、野球・テニス・柔道など、肘に負担がかかりやすい競技は、肘を酷使させないような配慮が必要です。


http://www.net-dream.jp
あなたは1人で介護を抱え込んで、大変な思いをしていませんか。誰でも、いくつかの項目に心当たりがあると思いますが、チェックした項目の数が多くなると、抱え込み度もそれだけ高いといえるでしょう。また、チェックした項目が少なくても、介護を自分一人でやっていたり、相談者が身近にいなかったり、時間的な制約が大きいと、抱え込み度も高くなります。



早めにサービスを利用する

1人で介護をするのはとても大変なことです。抱え込み度の高い人は、本当によくがんばっていますね。
でも、いつまでも1人で全部抱え込んでいたら、あなたまで倒れてしまいかねません。こういうときは、さまざまなサービス(ショートステイ、デイケア、ヘルパー、食事・入浴サービス、訪問看護、家の改修など)を早め早めに利用すると、楽になります。あなたが倒れてしまってからでは、遅いのです。高齢者のなかにはサービスを嫌がる人もいますが、必ず慣れますので、3ヶ月は続けてみて下さい。
相談場所がわからないときは市町村の窓口に行って、そこから芋づる式にサポートのネットワークを見つけるようにします。自分たちにぴったりしたサービスが見つかるまで、いろいろ試すことと、あきらめないことが大切です。



介護される側の気持ちも考えて

過剰な介護は一時的には喜ばれても、介護される側の自立を妨げ、QOL(生活の質)の低下を招きかねません。時には介護される側にもできることがあったら、お手伝いをお願いして、「ありがとう」の言葉をかけてあげて下さい。邪魔に思われていない、家の中に居場所がある、という安心感は相手のプライドを守ることにもなります。
介護する側もされる側も、相手を尊重し、感謝の気持ちを忘れないようにすれば、笑顔が増えるはずです。

○が過半数を超えた方へ

あなたは介護をがんばりすぎてはいませんか。介護は日常生活の一部です。完全な日常生活がないように、完全な介護生活もありません。ちょっぴり肩の力を抜いてみましょう。わずかな工夫で、負担を軽減できることもあります。視点を変えると、介護を通して得ることがたくさんあるのに気が付きます。自分を大切にすることを忘れずに。ストレスが多いなと思った時こそ、自分自身をねぎらってあげましょう。
http://alphapac2.web.fc2.com/
下記は侵入窃盗のうちいかに空き巣が多いのかというデータです。
侵入窃盗の50%以上は空き巣なのです。
泥棒は空き巣に入る前に住人不在の確認が必ず必要になってきます。
インターホンがなって「はい・・・です」という返事のある
家には絶対に入りませんね。つまり外出していてもインターホンに
返事がある家にすればよいわけです。
これが革新的ホームセキュリティーです。
インターホンを鳴らすとどの携帯にでもピーンポーンと
呼び鈴が流れ訪問者とお話しする事が出来ます。またフォーマ携帯には訪問者の映像も流れてきます。これが最低基準の弊社ご提供のすシステムです。オプションを利用すると非常に便利に安全がアップします。
http://alphapac2.web.fc2.com/

           H 14   H 15   H 16   H 17   H 18
侵入窃盗       35,160  31,426  25,651  19,278  17,325
うち空き巣      21,123  17,797  15,620  12,149  10,347
空き巣の割合(%)   60.1   56.6   60.9   63.0   59.7

                     生活安全総務課 手集計

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。